ダウン症の子どもをもつ家族への対応
生後1カ月目に、医師から「ダウン症」と診断された孫は、知的障害をもっています。その後、母親である娘は近所のお母さんグループとも付き合わなくなり、家に閉じこもりがちになりました。何かというと将来の不安を訴えて泣いてばかりです。祖母としても、これから孫とどのようにかかわればいいのかわからず、悩んでいます。
まず、母親である娘さんの悩みを十分に聞いてください。娘さんの状態が落ち着いてくれば、保健センター、児童相談所、家庭児童相談室などにも相談することをすすめてみてください。
「ダウン症児親の会」や地域の療育の場の情報などを得るこども支援に役立つことがあります。同じ障害をもつ子を育てているお母さん同士、話をしたり励ましあったりすることで気持ちもずいぶん変わるでしょう。
家族としては、うまく気分転換できるよう、時にはお孫さんを預かってリフレッシュできる時間をあげてください。