パラリンピックとは
2019/04/10
1. パラリンピックとは(概要)
パラリンピックは、4年に一度、オリンピック終了後にオリンピック開催都市で行われる障がい者による世界最高峰の国際競技大会です。オリンピックと同様に夏季大会と冬季大会が開催されています。
パラリンピックには「もう一つの(Parallel)+オリンピック(Olympic)」という意味があります。そしてこのパラリンピックという名称で呼ばれ始めたのは、第2回パラリンピックである1964年東京大会からです(当初は「Paraplegia(対まひ者)」の「Olympic」=「Paralympic」でした)。
<パラリンピックのシンボルマーク>
出典:JPCホームページより
パラリンピックのシンボルマークは「スリーアギトス」と呼ばれています。アギトとはラテン語で「私は動く」という意味です。赤・青・緑の3色は、世界の国旗で最も多く使用されている3色ということで選ばれています。中心を取り囲むように位置する3色の曲線は「動き」を象徴したもので、世界中から選手を集わせるというパラリンピック・ムーブメントの役割を強調したものとなっています。
パラリンピックに参加する国と選手は大会ごとに増えています。第1回夏季パラリンピックである1960年ローマ大会では23ヵ国、400人の選手が出場しました。それから50年以上たった2016年リオデジャネイロ大会では159ヵ国・地域、4,333人の選手が出場しました。
<参加国と参加選手数>
出典:「パラリンピックを学ぶ」より