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DVD「セクハラ対策の新常識」

2013/03/21


~セクハラになる時、ならない時~(基礎編)

 

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1.テーマセクシュアル・ハラスメント

2.教材DVD

3.ねらい

4.話し合いのポイント

 

 

 


 

1.テーマセクシュアル・ハラスメント

 

2.教材

(1)タイトル
DVD「わかったつもりでいませんか?
セクハラ対策の新常識 第1巻
~セクハラになる時、ならない時~(基礎編)」(24分)

(2)制作
企画職場のハラスメント研究所
監修金子 雅臣
制作株式会社 アスパクリエイト
制作年2010年
定価42,000円(税抜金額 40,000円)
問合わせ先株式会社アスパクリエイト

(3)内容
セクハラになる時とならない時の違いを、「カラオケでのデュエットの強要」や「職場の宴会帰りのタクシーでの帰宅」等の事例を示し、同じ言動でも相手の受け止め方や相手との日ごろからの関係によって変わってくることを説明しています。キーワードは人権侵害。

相手との関係性を、「家宅侵入罪」を例にとり“隣家の庭に布団が干されていた。急に雨が降り出し、声を掛けても返事がなかったので、庭先に入り布団を取り込もうとした。”この行為が「家宅侵入罪」になるかどうかは、行為者と当該家人との日ごろの関係によります。互いに行き来して親しくしていたり、あいさつ程度の関係であったり、犬猿の中であったり、同じ行為でも「家宅侵入罪」になる時とならない時の違いをわかりやすくアニメーションを用いて解説しています。

次に『人権侵害型セクハラ』について職場における「噂話」、「絵文字入りメール」、「プライバシーと携帯電話」、「宴席」で4つの事例にてセクハラのメカニズムを含めどう対応すべきかを解説しています。また、『ジェンダー型セクハラ』について職場での「男性のお茶出し」、「専門性の高い仕事や重要な仕事は、女性よりも男性の方が上というような女性軽視」、「女性の服装」、「女性の転勤」等での事例が示され、性別を理由にして役割や業務分担を考えるのではなく、個々の能力が発揮されることを大切にすることの必要性について解説しています。

 

3.ねらい

身近な職場の人権問題、セクシュアル・ハラスメント。――軽いからかいの気持ち、“恋愛”という思い込み、ポジションや性別の差から、今でも多くのセクハラが起きています。同じ言動でも相手の受け止め方によってセクハラになったり、ならなかったりする点について、さまざまな事例を用いてわかり易く解説しています。事業主の措置義務違反とならないためにも、時節にしっかり対応したセクハラ対策を構築するための教材です。

 

4.話し合いのポイント

(1)作品のなかで紹介されるセクハラ事例について、どのような言動がセクハラにあたるのか、また、どういう言動をすべきなのか話し合って下さい。

(2)セクハラのない職場を作るためには、どのような事に心掛ければ良いのか話し合って下さい。

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【参考資料】

「男女雇用機会均等法」 均等法ではセクハラを「職場において行われる性的な言動に対するその雇用する労働者の対応により当該労働者がその労働条件につき不利益を受け、又は当該性的な言動により当該労働者の就業環境が害されること」と定義しています。

「厚生労働省 雇用における男女の均等な機会と待遇の確保のために」

「東京都産業労働局 セクシャルハラスメント防止ハンドブック」