【基本パターン(120分用)】 1.研修目的の説明(5分)
- 同和地区に対する偏見(差別意識)は、かなり多くの人が幼少の頃、身近な人から伝えられ、刷り込まれている。
- 被差別実態は社会的差別行為の結果であって、差別を生み出し、温存助長しているのは、同和地区外にある差別行為・偏見と社会システムである。
- 差別行為や偏見が流布されようとしたとき、一人ひとりがどう取り組むか相談しあう(差別を乗り越える)人権啓発が大切である。差別克服のために果たす個人の役割の大切さを確認し、同時に社会全体で取り組むことの大切さを確認する。
2.自己紹介(5分) 3.アイスブレイキング(10分) 4.ドラマ部上映(25分) 5.かるがもシートA記入(5分) 6.グループ討議(15分) 7.解説部上映(15分) 8.あるあるシートA記入(5分) 9.グループ討議(15分) 10.乗り越えシートA記入(5分) 11.グループ討議(10分) 12.まとめ(5分)
- 部落差別は、表面にあらわれたもの(同和地区の環境、就労、教育の課題、差別事件)だけではありません。多くの市民のなかにある差別意識・偏見(見えない差別)から生じるものがあり、特に親しい人から伝えられた「証拠もない間違った情報(偏見)」は、刷り込まれて、潜在化することがあります。
- その偏見を鵜呑みにしていることに普段は気が付かないけれども、いざ何か利害関係を伴う「衝突」が起こると差別行為となって表面化する可能性があります。
- 現代的な部落差別は市民の自己防衛的な「忌避意識」からも生まれていることに注目することが大切です。同和問題は、偏見にとらわれている同和地区外住民の課題です。
- 同和問題解決の糸口は、偏見に囚われている市民意識に気づくことであり、正しい知識(差別は人も苦しめ自分をも否定すること)を行動化するところがスタートです。
- すべての人間が、差別をなくするための「当事者」となって成長していきましょう。
【簡略版(90分用)】 1.研修目的の説明(5分)【基本パターン(120分用)】に同じ 2.自己紹介(5分) 3.ドラマ部上映(25分) 4.かるがもシートA記入(5分) 5.グループ討議(15分) 6.解説部上映(15分) 7.乗り越えシートA記入(5分) 8.グループ討議(10分) 9.まとめ(5分)【基本パターン(120分用)】に同じ
【短時間(60分用)】 1.研修目的の説明(5分) 【基本パターン(120分用)】に同じ 2.ドラマ部上映(25分) 3.かるがもシートA記入(5分) 4.グループ討議(5分) 5.解説部上映(15分) 6.まとめ(5分)【基本パターン(120分用)】に同じ
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