障害者差別解消法とは
2016/05/27
4.DVD「無関心ではいけない!障害者の人権」
(1)タイトル
DVD「無関心ではいけない!障害者の人権」(24分)
(2)制作
制作・著作 製作:株式会社 映学社 企画製作:高木裕己
制作年 2013年
定価 70,200円(税抜金額65,000円)
問合せ先 03-3359-9729(映学社)
(3)内容
視覚障がい者、聴覚障がい者、車椅子の方のそれぞれの日常生活や職場での具体的な出来事を通して、障害を理由にした直接差別、障害を理由にしない間接差別、合理的配慮を怠った場合の差別について考えていきます。
【事例1.視覚障がい者】
会社を経営している稲垣さんは、ビルのエレベーターのボタンに点字シールを貼ったり、音声ソフトを活用してメールをチェックしたりしています。「出られる人はどんどん街中へ出て多くの人と触れ合って、理解してもらえる機会を増やすことが、最終的にはみんなが理解し合えることへとつながる」と語っています。
【事例2.聴覚障がい者】
市役所の広報課勤務の小出さんは、聴覚障がい者です。手話の出来る職員が少ないことや、文字多重放送チューナーが普及しきれてないなどの不便が多く、「健常者、聴覚障がい者が仲間として情報交換することが大切です」と語っています。
【事例3.車椅子の方】
電動車椅子で毎日通勤している大村さんは、スペースを確保できる特急を利用。わずかな段差で不自由を感じています。賃貸の自宅でも、車椅子で部屋を傷つけないように配慮しています。「他の車椅子の人のため、(貸主から見て)悪い前例にならないようなユーザーでありたい」と心掛けています。
2014年(平成26年)1月、日本は国連の「障害者の権利に関する条約」を批准しましたがこの作品はその要件である「障害者差別解消法」への理解を深めてもらうためのものです。