障害者差別解消法とは
2016/05/27
3.DVD「秋桜の咲く日」
(1)タイトル
DVD「秋桜の咲く日」(34分)
(2)制作
制作・著作 北九州市教育委員会・北九州市人権問題啓発推進協議会・東映株式会社
制作年 2014年
定価 75,600円(税抜金額70,000円)
問合せ先 東映株式会社 関西営業推進室 (電話)06-6345-9026
(3)内容
特別養護老人ホーム「向陽園」の主任介護士として働く大谷ちひろは、新しく入った介護士・中嶋直也に期待しますが、直也は空気の読めない発言をしたり、指示が伝わらなかったりして、コミュニケーションが取りづらい状況です。ちひろはストレスを感じながらも、直也を育てるべく奮闘します。
そんな中、直也が入居者の元大学教授、乾一成を連れて外出したところ、金山川で乾が倒れて意識不明になってしまいます。知らせを受けて病院に駆けつけたちひろは、パニックを起こした直也に、介護士失格だと激しく叱責します。
翌日から直也は欠勤。直也の母が退職願を持って「向陽園」を訪れ、直也がアスペルガー症候群(発達障がいの一種)であることを告白します。一旦は退職願を受理したものの、ちひろは直也をこのまま辞めさせていいものか悩みます。その後、入院中の乾を訪ねたちひろは、乾の過去と直也が乾を金山川に連れていった理由を知ります。そして、ちひろは直也の苦しい心境を理解し、ダイバーシティの重要性に気づくのでした。
この作品は、「目に見えにくい違い」のひとつとして発達障がいをとりあげています。発達障がいのある人の生きづらさや痛みを真摯に伝えるとともに、「違い」が生み出すプラスのエネルギーを美しく群生する秋桜(コスモス)の花々と重ね、「ともに生きることの喜び」を伝えています。